アーチの崩れから起こる魚の目

今日は足裏の魚の目にお悩みでいらしたお客様の足をご紹介いたします(^^)

親指にひとつ、
足裏に縦に3つありました。

施術後の写真は右側ですが、魚の目の穴が白く見えるのか保湿クリームが入り込んでいるからです。

魚の目ケアで削りすぎて皮膚が白くなっているわけではありませんのでご安心くださいね(^^)

さて、今回お客様の魚の目の原因はアーチの崩れと浮き指が大きく関係しているようです。

足裏のアーチの崩れ

「足裏のアーチ」って聞いたことありますか?

足裏にはこのように3本のアーチと3つの役割があります。

足裏の3つ役割は
①全身をバランスよく支える機能
②歩行時の衝撃を和らげる機能
③血液の循環を促進するポンプ機能

これらがスムーズに行われるために足裏のアーチが必要です。

しかし、アーチが崩れてしまうとこの機能も失われていきます。

骨格の歪みが起き、足元が不安定になるため体全体の歪みや痛みの元となるのです。

重心移動が難しくなる

足裏のアーチが崩れると歩くときの重心の移動がズムーズに行われなくなります。

もっとも理想の重心移動は、かかと〜足の外側〜親指で蹴り出すこと。

アーチが崩れ、重心移動の最後の「親指で蹴り出す」ができていない方がたくさんいらっしゃいます。

すると足の中央部分(ちょうど魚の目が縦に3つ並んでいところです)を使って蹴り出すようになり過度な刺激が魚の目の原因となるのです。

足のアーチ崩れから浮き指へ

足裏のアーチが崩れて、親指での蹴り出しができなくなると指を使って踏ん張ることがなくなってしまうのです。

すると足の中央部分で歩く癖がつき、親指だけでなく全ての指が浮き上がってしまいます。

指が上がってしまう「浮き指」の状態は指の下の部分に魚の目を作る原因となるのです。

削るケアだけでなくホームケアも必要

この位置に魚の目ができてしまう方は、足裏のアーチを取り戻す足の体操と一緒に、インソールや5本指ソックスをオススメしています。

足裏のアーチ崩れを根本から改善するためには体操が必要不可欠です。

また、インソールや5本指ソックスの併用は、改善ペースを速めてくれるので早くホームケアだけに移行したい方はぜひご検討くださいね(^^)



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