仕事の時には指定靴でなければいけないという方、多いのですね〜(^^)
カウンセリングをしていると「指定の靴」でお悩みの方が多いのです。
・スーツに合わせてかっこよく高いヒールを履かないといけない営業職の方
・調理場などで長靴を履かなければいけない方
・制服に合わせた指定靴で好きな靴を履けない方
様々なお客様がいらっしゃいます。
「スニーカー履ければ痛くないんだろうけど…」
そんな風におっしゃる方もいますが、はたしてそうでしょうか?
ではスニーカーを履いている方には足の悩みはないのでしょうか??
そんなことはありません。
では、どんな靴を履けば痛くならないのか?
あなたはその特徴、ご存知でしょうか?
「ヒールが低ければ足にいい」はウソ
高いヒールを履いている人は、大体デザイン重視で靴を選ぶ傾向にあります。
それ自体が悪いとは思いません。
みんなおしゃれはしたいですからね。(^^)
ただ、「ヒールが低ければ足が痛くならないんだけどな〜」と思い込んでいるならそれは間違い。
ヒールが高い靴を愛用している方に「5センチヒールにすることは可能ですか?」とお伺いします。
足裏の指の下、前足部(ぜんそくぶ)と言われる部分は、ヒールが高いと足のアーチを崩してしまいます。
↑機械を当てている部分がぜんそくぶと言われる部分です(^^)
5センチ以下にすると前足部への負担が軽減されます。(私の推奨は3センチ!)
高いヒールが好きな方は大体7センチ以上を愛用されている方が多いので、たった2センチ。
たった2センチ低くできれば楽になるのです!
でも最初にお話ししている通り、ヒールを低くすることがだけが目的ではありません。
ヒールを低くすることで重心のバランスが少しでもかかとに乗れるようになると、足裏のアーチにかかる荷重が分散されるのです(^^)
ここで一つ問題があります。
普段からヒールの高い靴を履いている方は、アキレス腱が硬くなっていることがあります。
いきなり低いヒールにすると硬くなっているアキレス腱が伸ばされてとても疲れやすく、ひどい時は痛みを伴う方もいます。
体の癖は今に始まったことではありません。
徐々に改善していく過程で、一度5センチヒールにして足の負担を減らしていきつつストレッチを習慣にできると痛みが出にくいのでぜひお試しください。(^^)
足が痛くならない靴
足が痛くならない靴はズバリ足に合う靴ですが、選ぶときに譲れないポイントがあります。
それは足の幅がぴったり合う靴です。
靴は歩くときに履く靴なので歩き姿を誰かにチェックしてもらって、
・足のかかとが浮き過ぎていないか?
・足首をひねって歩いていないか?
など、できれば靴のプロであるシューフィッターさんに見てもらえると安心です。
なぜシューフィッターさんにお願いするとお願いするといいのか?
それは靴と足を合わせる方法を知っているからです。
靴を買うときにサイズばかりを見ている方が多いのですが、もっと重要なのがウィズと呼ばれる足囲です。
※2番が足囲です(^^)
ここのフィット感を間違えている方がとても多いのです!
一番重要といっても過言ではないのに…
足が痛くなるのが足囲が合わないことが原因だとみなさんわかっているのですが、対処法が「大きくしよう」だけなのです。
私たち足や靴を見ている立場からすると、足と靴のスペースがあり過ぎて痛みが出ている方や素材の知識がなく適当に選んで足を痛めている方が多いことがわかります。
「痛いから当たらないように大きくしよう」
この考えのせいで足が靴の中でズレ動き、タコ・魚の目・巻き爪・足の変形を起こしているという事実があります。
最初にお伝えした通り、スニーカーでも足に合わない靴を履いていれば誰しも起こることでヒールが原因ではありません。
今は小学生や男性にも外反母趾は急増しているのです…
足のサイズを正しく測り、自分の足の特徴をつかんで、プロに靴の相談をすることでもっともっと快適に歩くことができるのです!
足の痛みはスニーカーを履かないと改善しないと考えている皆さん。
そんなことはありませんよ(^^)
上記2つのポイントをまずは抑えてみてくださいね!!