たことうおのめの違いとは?

魚の目写真

たこと魚の目には明確な違いがありますが
見た目ではどちらなのかわからない…
そんな方も多くいらっしゃいます。

ケアをしない場合
たこと魚の目を判断する必要は
ないかもしれませんが
安全なケアを行う上では非常に重要です。

今日はたことうおのめの違いを
お伝えします。

たことうおのめができる原因


たこや魚の目は
摩擦や圧迫が繰り返されること」が
主な原因です。

足に変形があったり
合わない靴を履くと
同じところが長時間圧迫されて
摩擦を繰り返します。

すると、その刺激から体を守ろうとして
角質が厚くなるのです。

なぜできるのか?

たこや魚の目ができる理由は
実にシンプル。
体を外部の刺激から
守ろうとしてできるのです。

圧迫や摩擦が繰り返し起こる場所は
体の中の骨や筋肉を守ろうとして
皮膚を固くさせます。

ここでもし皮膚が固くならなければ
体の中の組織を傷つけることになります。

角質や魚の目も体にとっては
重要な役割になっているのですね(^^)

たことうおのめの違い

皮膚の上に盛り上がってできるものが
たこ。

骨と骨の間や関節のくぼみに向かって
皮膚内部にできるものが、魚の目です。

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たこについて

たこが厚くなると皮膚の感覚が鈍くなり
肌の色は黄色っぽくなります。

痛くなることはあまりありませんが
長時間歩くと熱を持ち
痛みを感じることがあります。

足裏だけでなく指先にできるペンだこや
正座をしてくるぶしあたりにできる
座りだこも同じように
圧迫と摩擦によってできます。

うおのめについて

たこが皮膚の表面にできるのに対して
魚の目は皮膚の中にできます。

角質が内側に向かって増殖し
やがて芯ができます。

この芯が「さかなの目」に見えることから
「うおの目」と呼ばれています。

(ドイツでは鶏の目と呼ばれるそう。
とにかく目に見えるのは
万国共通のようです^^)

 

魚の目の特徴は強い痛みがあること。

「小石を踏んだ時のズキーン!とした痛み」と表現されることが多いです。

痛みがあるのは芯が皮膚の深部、
真皮層まで達している証拠です。

「魚の目なのに痛くない!」という方は
芯がまだ浅いのかもしれません。

そのまま放置していると
いずれ痛みがでてくるので
違和感を感じた時点で
フットケアサロンに相談し
早めにケアした方がよいでしょう。

でき方の違いの理由

たこも魚の目も
圧迫や摩擦が原因でできると
お伝えして来ました。

しかし、
なんで同じ原因で
同じものができないのか?
疑問に思う方もいらっしゃいますね。

でき方の違いは
「骨が関わっているかどうか」

ほとんどの場合で魚の目ができる部分は
すぐ下に骨があります。

骨のゴツゴツした感触がわかる場所。
関節の部分。

こんなところに
魚の目はできやすいのです。

魚の目は骨を守ろうとして
皮膚の内部に角質化させてできるので
たことは作られ方が違うのですね(^^)

改善させたいときは
原因をなくすことが大切

たこや魚の目を改善させたい場合は
原因となっている圧迫や摩擦を
減らすことが大切です。

とは言っても圧迫と摩擦の原因も様々。

・足の変形
・合わない靴
・靴の履き方のまちがい

あなたは原因はなんでしょうか?(^^)

何から始めたらいいのかわからない方は
ぜひサロンで相談してくださいね。



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