硬くなった角質を薬を使って柔らかくする方法があります。
ウオノメコロリやスピール膏と言われるものです。
サリチル酸という薬の効果で皮膚が柔らかくなるのですが、使いすぎるとリスクがあります。
写真のお客様はサリチル酸をたこに使い続けた結果、皮膚がこんなに赤くなってしまいました。
皮膚が柔らかくなることは体にとっては異常
硬いたこや魚の目の痛みを緩和するために薬に頼ってしまうと思いますが皮膚が柔らかくなることは体にとっては異常。
「皮膚を硬くしなければ!」と体は反応するのです。
薬をつける部分は硬い部分の一回り外側。
ほんの少しですがきれいな皮膚にも薬がついてしまうのです。
すると、薬の効果できれいな皮膚も柔らかくなり…
異常だと感じて硬くなり…今までよりも一回り硬いものが大きくなる。
使い続けるとこんな風にたこが広がってしまうことがあります。
お客様のように赤くなるまで繰り返し使うのは、使用頻度が高すぎて皮膚の再生が追いついていない証拠です。
痛みがないたこには極力薬は使わずに、フットケア用やすりなどで硬い部分だけを削るケアに切り替えましょう。