夏に多い足の悩み

毎日暑い日が続いて夏真っ盛りですね(^^)

本格的な夏がやって来た!と思うとワクワクしますね。

夏らしい格好で出かける時、気になるのは素足のこと。

かかとの角質、足の爪、ニオイ…
あなたはどのように対策をしていますか?

すてきな格好でも足元が美しくなければ台無し!

今すぐ自信の持てる素足になりましょう!

あなたの足はみられています

「あ、あの人のかかとガサガサ…」
「ネイル取れかかってる…」
そんな風に思ったことありませんか?

あなたもふとした瞬間に、他人の足元に目を向けているはず。

女性の2人に1人は他人の足や靴をみてしまうそうですが、足にトラブルを抱えている方はより一層他人の足が気になるかもしれません。

 

サロンにいらしているお客様からも足のお話を伺うことがあります。

「職場の人に足綺麗にしてるのね。って言われました!」
「ヨガの時角質がすごい人がいたんです…気にならないのかしら?」

きれいな足だけでなく、お手入れを怠っている足も周りの人にはみられているのです。

素足になれない!ガサガサかかと

私たちは立ったり、歩いたり、走ったり、日頃から足に大きな負担をかけて生活しています。

特に体の土台である足裏は様々な動作を繰り返すことで生じる圧迫や摩擦から体を守ろうとして厚い角質を作ります。

夏になるとサンダルを履く際にかかとの角質が気になってサロンケアを始められる方は非常に多いのです。

ガサガサかかとの原因①:乾燥

ガサガサかかとの大きな原因の一つは乾燥です。

足裏は汗のでる汗腺はありますが、皮脂を分泌する皮脂線はありません。

そのため足裏には油分補給をしてあげないと、年中カサカサな状態になってしまうのです。

夏はベタつくのを嫌い保湿を全くしない方がいますが、それでは乾燥がますますひどくなるのは当然です。

足裏は一年中保湿ケアをするべき部分なのです。

ガサガサかかとの原因②:靴

かかとがガサガサになるだけでなく、硬いタコができている方はおそらく靴も原因のひとつです。

かかとのタコは靴の摩擦が多ければ多いほど成長します。

摩擦から体を守るために角質を作るので、きれいなお肌の上に山のように盛り上がってできるのが特徴です。

 

足と靴のサイズがあっていないことも原因ですが、稀にかかとが細くてなかなか合う靴を見つけられない足型の方もいらっしゃいます。

自分の足の特徴を把握しておかないと靴選びの時に間違った靴を買ってしまいますので要注意。

 

ちなみに、靴擦れをしている方のほとんどは靴のサイズがあっていません!

靴擦れを繰り返している方は、靴選びのプロであるシューフィッターさんに相談してみると良いでしょう(^^)

ガサガサかかとの原因③:水虫

かかとの角質除去をしても、保湿を繰り返しても、ガサガサが改善されない場合、かかと水虫の疑いがあります。

かかとの水虫は指の間にできる水虫とは違い、皮膚がふやけたりかゆみがないのでわかりにくいかもしれません。

角質ケアを行って改善しないときは、皮膚科で相談してみましょう(^^)

ヤスリで削って、保湿が大切

角質がかかとに溜まっていると、保湿クリームが浸透せず効果を感じることができません。

角質がたくさん溜まっているときは、まず角質除去をしましょう!

やり方は簡単で、フットケアファイルで一定方向に削るだけ。

ゴシゴシと往復がけするとお肌のキメが整わないので必ず一定方向に削ってくださいね(^^)

また、他に気をつけることは
・皮膚が濡れている時にやらない
・削る前より少し柔らかくなったところでストップ
・カッタータイプのケア器具は使わない
・ケアの頻度は2週間に1回

この注意点は、角質ケアの一番のリスクである「削りすぎ」を防ぐために大事な項目です。

 

皮膚が濡れていると角質が柔らかくなっているため必要以上に削れてしまうことがあります。

また角質は一度で削り取ろうとせずに、1回のケアは皮膚が柔らかくなったと感じるところでやめて2週間間隔をあけましょう。

そして、使う器具はカッターやハサミのような一気に削れるものは使わないこと。

この4つの注意点を守らないと一気に悪化してしまうことがありますのでセルフケアでは十分気をつけてくださいね(^^)

素足になれない!爪のトラブル

皮膚のトラブルだけでなく、素足になるのに抵抗を感じるのが爪。

爪の形や色が悪かったり、甘皮が溜まり放題だったりすると、とても人前で自信を持って見せられませんよね。

今日はサロンでよく相談される、爪の黄ばみについてお話しします。

爪の黄ばみはそもそもどうして起こるのでしょうか?

爪が黄ばむ理由①:色素沈着

ネイルを落としたら爪が黄色くなっていた…ということはありませんか?

ベースコートを塗らずにマニキュアを塗ると爪の中にネイルの色素が入り込んでしまうことがあります。

自爪にそのままマニキュアを塗っていませんか?

特に濃い色のマニキュアを塗ると爪が黄ばみやすいので、必ずベースコートを塗るようにしましょう。

また、マニキュアを開封してから長い年数の経ったものを使用していると色素沈着が起きやすくなります。

3年以上経過したものは使わないようにしましょう。

爪が黄ばむ理由②:ネイルオフのしすぎ

マニキュアを頻繁に塗り替えると、ネイルオフの回数も増えますよね。

ネイルオフの時に使うリムーバーが爪の色素沈着の原因になっていることは知っていましたか?

リムーバーの中には、アセトンという成分が多く含まれています。

このアセトンは爪を保護するための油分まで取り除いてしまうので、これもまた色素沈着の原因となります。

ネイルオフの回数が多い方はノンアセトンの除光液を使ってください。

ノンアセトンのリムーバーはアセトンの含有量が少ないため比較的爪に優しいリムーバーです。

爪が黄ばむ理由③:紫外線

意外と知られていませんが、紫外線も爪の黄ばみの原因です。

顔や腕へ日焼け止めは塗っていても、足先までしっかり塗る人は少ないのではないでしょうか?

まして爪への影響を考えて事前に対策をしている方はあまりいないはず。(^^)

 

紫外線は爪の水分を蒸発させてしまうため、爪の黄ばみや縦線の原因となります。

足の指や甲の紫外線対策には日焼け止めを塗っているかと思いますが、足の爪に関してはUVカット効果のあるベースコートを塗っておくと水分の蒸発を防いでくれます。

しかし、いくら保護していても素足で日に焼けていれば乾燥はしてしまいます。

爪用のキューティクルオイルでしっかりと保湿は忘れず行いましょう。

素足になれない!足のニオイ

年間通して足の匂いが気になる方は多いと思います。

しかし、足の匂いの原因を知らない方も非常に多いです。

ニオイの原因は、常在菌(じょうざいきん)の繁殖。

足のニオイは汗のせいだと思い込んでいる方がいますが、それはひとつの要因なだけで直接の原因ではありません。

では雑菌が繁殖してしまう原因は何でしょうか?

足・靴・靴下、この3つに雑菌が繁殖する原因がありました。

雑菌が繁殖する原因①:足

足のお手入れ不足や不衛生な状態が続くと常在菌が繁殖する原因となります。

雑菌は繁殖するときに足裏にある角質や爪の垢をエサにして繁殖します。

日頃から角質ケアやネイルケアをしっかりしているだけで足のニオイを軽減することができるのです。

今すぐできる足のケアとしては、毛の柔らかい歯ブラシで爪の周りをお掃除することです(^^)

お風呂上がりのタイミングで石鹸など何も付いていないブラシで爪の周りを優しくこすります。

すると、爪の間に入った垢やボディーソープ・シャンプーの残りもきれいに取り除くことができ、清潔な状態を保てます。

また、歯ブラシでこすると爪周りの油分も一緒に取り除かれてしまうため、お風呂上がりには必ずキューティクルオイルで保湿するのを忘れない様にしましょう。

雑菌が繁殖する原因②:靴

靴にもニオイがついて困っている方もいると思います。

そんなあなたは毎日同じ靴を履いていませんか?

足の汗は1日にコップ1杯ほどの汗をかきます。

1日履きっぱなしだった靴も汗を吸収していて湿っている状態です。

靴は陰干しで乾かすのが一般的ですが、汗で湿った靴を完全に乾かすには2日間必要だと言われています。

湿った状態では、雑菌が繁殖しやすい絶好の環境。

靴を湿ったまま履き続けることが足のニオイを強くしてしまう原因でもあるのです。

 

また、靴は湿った状態だと型崩れしやすく、靴をすぐにダメにしてしまいます。

靴の湿気対策をしておくとお気に入りの靴を長く履ける様になりますよ(^^)

雑菌が繁殖する原因③:靴下

足の汗をダイレクトに受け止めるのは靴下です。

湿った靴下を履き替えることでも足のニオイを軽減させる効果がありますが、実際にやっている方は少ない様ですね。

足や靴のニオイに悩んでいる方はまず靴下を変えることから始めてみてはいかがでしょうか?

とっても簡単ですが効果は抜群です!(^^)

また、ストッキングやタイツは通気性や吸収性が悪いので足のスプレーや拭き取りシートでこまめに拭いてあげることもニオイ軽減に繋がります。

女性のエチケットとして気をつけておきたいですね(^^)

足トラブルはケア不足から

夏に多い足のトラブルをご紹介しましたが、「めんどくさい」という思いがなければケア不足になることはなく、清潔な状態を保つことができます。

それぞれの足のケアは特別難しいわけではありません。

まず一つでもいいので取り入れてフットケアを始めてみましょう(^^)



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